婚活としてのお見合いの流れ

色々な婚活の方法が取りざたされていますが、婚活の一番の目的は、男女の一番最初の出会いの場を提供するということでしょう。その婚活の一方の有力な方法としてお見合いがあります。お見合いと言えば少し古臭く、恋愛結婚などの方が好まれる傾向にはありますが、友人の紹介とか、合コンなども言わば、お見合いの一つの形と言えなくもないので、婚活を志向している人はお見合いという有力なカードを簡単に手放すべきではありません。ただ、お見合いと言っても現状では二つの大きな流れがあるようです。

その一つは結婚相談所に加入して、お互い真剣に結婚を考えている人同士が結婚相談所を通じて出会いを求めるということです。結婚相談所の良いところはやはり選択肢が比較的広いということでしょう。結婚相談所の規模などにもよりますが、たいていは男女ともに数千人以上の規模から出会いの選択をできるという結婚相談所が多いでしょう。ただ結婚相談所はお互いの意思が最優先に考慮されるので、かなりシビアな婚活になることが多いようです。初めはお相手の条件やこちらの条件を考慮して、その条件が合う人とお見合いをすることになるのでしょうが、選択肢の広い分、選択することも選択されることも多くなり、少しの条件の合わないところでうまくいかないこともあるのです。

一方、日本の伝統的なお見合いは、プロの仲人さんに出会いの仲介をお願いするものです。アマチュアの仲人さんもいますが、それはボランティアになってしまい、やはり真剣度に違いが出てきそうです。真剣に結婚の望んでいるのなら、やはりプロの仲人さんにお願いするべきでしょう。いわゆる仲人さんを介するお見合いのもっとも良いところは、やはり当人同士の真剣度が他の婚活に比べて大きいと言えるでしょう。さすがに仲人さんを介したお見合いに軽い気持ちでやってくる人は少ないでしょう。とりあえずあってみると言ってもやはり、その本気度は少なくないと言えるのではないでしょうか。

ただプロの仲人さんは個人経営のようなものでありますから、あまり選択肢が多くないことは仕方ないでしょう。しかし、仲人さんの組合のような団体のあるようですから、それはお互いに融通しあうということもあるようです。そして仲人さんを介するお見合いのいいところは、仲人さんが相手や相手方の親族のことをある程度理解していてくれて、そう言う面の心配が少ないということがあります。そして、事前に相手方の情報をある程度仲人さんから聞くことができるということもあります。真剣な婚活においてはお見合いは必須と言えます。